前回の【ステップ(1/4)】では、疲労の定義や働くママの疲労の特徴や、なかなか疲れが取れない原因について向き合いました。
しっかりと自身の疲労の存在を認識ができ、その正体についてより鮮明に感じてもらえればありがたいです。
さて今回は、疲労の恒久対策に必要な準備をしていきます。
そもそも、疲れそのものや原因を「除去」、というのはそう簡単なものではないということでした。
であれば、スタミナの消費をできるだけ少なくして極限に至らないようにすることが大切になります。
そこで重要なのが「スタミナ確保」。
何はともあれスタミナがなくては一日は始まらず、また終わることもできないのです。
このステップでは、私が仕事と育児の両立生活の中で、実際に試して効果を実感しているアイテムをご紹介していきます。
疲れを感じにくくすることで、体だけでなく心にも少しの余裕を感じられるようになりました。
どうぞご一読ください!
① 緊急事態!今すぐスタミナが欲しい時の救世主

睡眠不足が慢性的に続いているので、週末までの体力がもちません。
なんなら月曜日の朝、無事に出社できただけでドッと疲れが出ます。
突然の残業、子どもの体調不良、予定外の出来事…。
働くママの生活には、予期せぬ事態がつきものです。そんな「今日を何とか乗り切りたい」という時に頼りになるのが、即効性のあるドリンク類です。
魂が抜けたような重い身体でも急速チャージすることができます。
さまざまな商品がありますが、用途によって使い分けするのがオススメです。
私は寝起きの疲れが辛いときには「リポビタンD」、日中気合を入れたいときには「オロナミンC」を愛飲しています。
リポビタンD
- 栄養ドリンクの代表格「リポビタンD」。タウリンやビタミンB群が配合されており、疲労回復をサポートしてくれます。特に以下のような場面での活用がおすすめです
- 仕事や育児で特に忙しい時期
- 睡眠時間が十分に取れていない時
- 体力的な消耗が激しい日
- 効果を実感するポイントは、朝一番や午後の疲れが出始める時間帯での摂取です。ただし、就寝前の服用は質の良い睡眠の妨げになるので避けています。
オロナミンC
- エナジードリンクである「オロナミンC」は、ビタミンCの即効性で気分をリフレッシュしたい時に最適です。炭酸の刺激も手伝って、心身ともにシャキッとした状態に導いてくれます。
- 集中力が必要な会議や作業の前
- デスクワークが続く日の気分転換
- 帰宅後の家事を始める前
- 年齢を重ねるにつれ、カフェインの強い飲み物より、このくらいの刺激がちょうど良いと感じています。
「栄養ドリンク」と「エナジードリンク」の違い
医薬品または医薬部外品、身体の機能回復・改善や不調予防、1日1本まで、タウリン配合(疲労回復、肝機能強化)
清涼飲料水、炭酸・カフェインにより気分をリフレッシュして、シャキッとしたい時、疲れを感じた直後の栄養補給に最適
利用上の注意
いずれも糖分・カフェインが含まれていますし、摂取量を超えて飲みすぎると、肝臓や腎臓への負担も大きくなります。
- 1日1本を目安に、必要な時だけ使う
- お茶やコーヒーなど、他のカフェイン摂取も含めて考える
- 胃腸の調子が気になる方は、食後の服用がおすすめ
- 持病のある方は、かかりつけ医に相談してから
昨今の物価上昇によりお財布事情もあるため、我が家では、気持ち薬・お守りとして箱買いしてストックし、ここぞという時に飲むようにしています。
自分で「ちょっとスタミナを補充しておこうかな」とコントロールできるようになれるのがいいですね。
② 継続的なスタミナケアのための選択

最近SNSでサプリメントの広告がよく表示されて気になってます。
試してみたいけれど不安もあります。
「サプリメントに頼るのは…」という声をよく耳にします。確かに、栄養バランスの整った食事が基本であることは間違いありません。しかし、共働きの我が家の食卓を振り返ってみると
- 時間に追われての食事
- 栄養バランスの偏り
- 加工食品への依存
- 子どもの好みを優先した献立
など、理想とは少し距離のある現実があります。
食の欧米化によって、和食中心だった時代に比べ体調を整える栄養素が不足しがちと言われています。
なので、サプリメントで不足分を補うという感覚で取り入れています。
ビタミンB群サプリメント
まず試したのはビタミンB群のサプリメントです。
- エネルギー代謝を促進する栄養素で、肉体疲労や倦怠感の軽減、ストレス軽減をサポート
- 水溶性なので失われやすく、通常の食事で摂っているつもりでも不足しがち
- 吸収されなかった分は尿として排出されるので過剰摂取の心配はない
スーパーやドラッグストアで手軽に購入でき、価格も手頃なため、気軽に始められるのが魅力です。
私の場合、1か月ほど飲み続けると、少し体のコントロールが効きやすく感じられましたよ。
サプリメントに抵抗がある方も、まずは1ヶ月、毎日の習慣にプラスしてみることをおすすめします。お店では「B群」という表記のものをチェックしてください。
リゲイン「トリプルフォース」
こちらは、サプリメントではなく「指定医薬部外品」、つまり効果や効能が認可されている商品です。
私と同世代の方ならご存じ、TVCM「24時間働けますか」のフレーズの、あの栄養ドリンクの会社が開発したサプリメントです。
加齢とともに体内に糖がたまりやすくなることで疲れやすくなった身体に効くそう。
ビタミン剤よりもはやく、1~2週間ほどでふと「あれ?最近身体が軽いかも」という確かな効果が感じられました。
③ 疲労回復の要、睡眠の質を上げる

スーパーで「睡眠改善」をサポートする商品をよく見かけるようになりました。
効果あるのかしら?
ここ数年、睡眠時間中の疲労回復を目的にした商品が多く出てきました。
自律神経を整えることで睡眠の質を上げ、脳と身体をしっかりと休めることができる、というものです。
40代に入って特に実感するのが、睡眠の質の重要性。
特に働くママの場合、育児による睡眠の中断や、心配事によるストレスで、質の良い睡眠が取りにくい状況にあります。
近年、睡眠に関する研究も進み、その重要性が科学的にも明らかになってきています。
例えば
- 深い睡眠が疲労回復に直結する
- 睡眠の質は年齢とともに変化する
- ホルモンバランスと睡眠との関係性
- 睡眠による翌日のパフォーマンスへの影響大
そこでご紹介するのがヤクルト1000です。
我が家では、子供たちは普通のヤクルトを毎日飲むので、大人用にもということで冷蔵庫に並べており、翌日大事な仕事がある場合に飲むようにしています。
ヤクルト1000
ヤクルト1000、1本には「乳酸菌シロタ株」が1000億個含まれています。
腸内環境を整えることで、睡眠の質向上をサポートするだけでなく、一時的な精神的ストレスを和らげる効果も期待できるとのこと。
まさに私達ワーママにピッタリですね。

詳しいことは公式サイトで隅々までご確認いただきたいのですが、1本目からものすごく違いを感じられとても驚きました。
もともと上90ほどの低血圧でもある私は、朝が超がつくほど苦手、起きても動けない状態なのですが、
前日夜に飲むと、朝身体がとても軽く感じられ、サクサク動けます。
まずは3本、就寝1~2時間前がおすすめです。違いを感じてみてください。
続けられる方は定期お届けもありますよ。
まとめ
疲労回復のため「スタミナ確保」をサポートするアイテムをご紹介しました。
それぞれのアプローチの特徴を理解し、状況に応じて使い分けることが重要です。
- 即効性重視の場合は、栄養ドリンクやエナジードリンクで一時的に対処する。
- 長期的なケアをするにはサプリメントを継続的に活用し、基礎体力の向上を目指す。
- 睡眠改善がとても重要。就寝前のルーティーンの一部としてサポート飲料を取り入れ、睡眠の質を向上することで疲労回復を促進する。
- 摂取量や頻度は必ず超過することのないように。
スタミナ確保は、働くママにとって重要な自己投資です。完璧を目指すのではなく、自分のペースで続けられる方法を見つけていくことが大切です。まずは、今回ご紹介したアイテムの中から、ご自身の生活スタイルに合うものを選んで試してみてはいかがでしょうか。
次回は、誰もが欲しい「時間」の作り方です。仕事・家事とも、同じクオリティをより早く進めることができれば、疲労感の軽減、睡眠時間の確保が実現します。
時短家電などのグッズも使いよう、時間の作り方と掛け合わせることで最大限の効果を発揮できること間違いなしでしょう。
次回をお楽しみに!